
里山保全活動
UNISOLの里プロジェクト
第14回活動報告
2025.06.21
6月21日(土)に「UNISOLの里プロジェクト」第14回目の活動を実施しました。
10:00 参加者12名が集合。
5月の活動は雨天中止となったため、今回は2ヵ月ぶりの活動となります。
前日から猛暑が続いたこともあり、活動の冒頭には鶴田さん(樹木・環境ネットワーク協会)より、熱中症の予防措置について指導をいただきました。
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10:30 筋置きの作成(①大雨による表土の流亡を防ぐ方法)。
今回は、里山林を手入れする方法として「筋置き」を学びました。
午前中の活動では、大雨による表土の流亡を防ぐための方法として、長さ1m~1.2m、
太さが直径10㎝弱の杭を作り、等高線に平行になるように3本程度打ち込みました。
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そこに、幅50㎝以下の枝や丸太を積み上げていくことで、大量の水が斜面から流れてきても
受け止められるようになり、表土を守ることに繋がります。
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13:00 筋置きの作成(②土壌の浸透性を高める方法)。
午後の活動では、筋置きを作る手法を応用して土壌の浸透性を高める方法を学びました。
斜面の状態のままでは、降り注いだ雨がそのまま流れ去ってしまうため、
等高線に平行に2、3本の低い杭を立て、そこに枝ガラを絡めて土留めにします。
次に、斜面の山側に段切りを行い、土を均して平坦な状態にします。
これで、狭いながらも平坦な地面ができ、ここに降った雨は流れることなくその場に浸透します。
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14:30 活動終了。
みなさんお疲れ様でした!
活動時間が経つにつれ気温も上がり30℃を超える暑さとなりましたが、
6月の風は爽やかで心地の良い1日となりました。
次回からは対象エリアをAゾーンからBゾーンに移動し、
里山保全活動を加速させていきます。
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(作業道具を囲んで記念撮影!)
